外来のご案内

診療科紹介

外科

手術までの待機期間を短く設定しています。

当院は開院以来、胃や腸や胆嚢の手術、気胸などの手術を地域に密着した病院として行ってきました。現在も、急性虫垂炎(いわゆる盲腸)やヘルニア(いわゆる脱腸)の手術、大腸がんなどの腸の手術を行っています。
近年、手術も大病院志向が強い傾向にありますが、当院では、手術の体制も整っており、麻酔専門医も在中して術前術後の管理も行っています。また、緊急手術にも対応しています。対象疾患等、ご質問がありましたら、外来でご相談ください。

外来医師担当表

 
診察(午前)野村真哉野村美智子野村真哉
野村美智子
野村真哉野村真哉野村美智子-
診察(午後)野村美智子野村真哉野村美智子-野村美智子広大医師-

対象疾患と診療内容

手術の対象疾患

粉瘤などの皮下腫瘍の切除
挫創などの外傷創の治療
急性虫垂炎での虫垂切除術
鼠径ヘルニアのヘルニア根治術
胆石、胆のう炎の腹腔鏡的胆嚢摘除術
大腸がんの開腹切除術
自然気胸の胸腔鏡的肺切除術
下肢静脈瘤のストリッピング等の手術
内痔核の痔核切除術
内視鏡的胃瘻造設術 など

可能な検査・治療・手技

腹腔鏡、胸腔鏡を使用した手術が可能です。
腹腔鏡とはおなかの中を観察する「カメラ」で、原理は胃カメラと同じです。腹腔鏡手術は、腹部に5-12mm程の穴を4-5箇所あけて、そこからカメラや専用の電気メス、鉗子(かんし)という組織を持ったりはがしたりする道具などを入れて、テレビモニターを見ながら行う手術です。
胸腔鏡とは胸の中を見る鏡のことです。実際には胸の中に直径10mm程度のビデオカメラを入れて、胸の中の様子をテレビ画面に映して観察します。 つまり胸腔鏡の手術というのはカメラで胸の中の様子を見て、特殊な手術器械を使って必要な操作を行うことをいいます。

胃瘻造設術について一言

新しい機器によって、平成10年頃から内視鏡(胃カメラ)を使った胃瘻造設術が、嚥下できない患者様に対して行われるようになりました。昔の胃瘻造設術は、「お腹を切って」「手術して」作っていましたが、胃カメラを利用した胃瘻造設術は、比較的簡易で、患者様の苦痛も少なく、病気によって「一時的に」嚥下できなくなった患者様に対しても、造設されていた時期もありました。
平成26年の診療報酬改定ではその流れを絶とうとする医療政策(保険のシステム)が作られ、一転して胃瘻作成の急ブレーキがかかり、本来胃瘻を必要とする人にも造設を待たせるということが起きてしまっています。関係者が会して胃瘻造設の必要性を検討し、造設の有無を決定していきたいと考えています。